5月2日
トプカプ宮殿見学
ハマムで垢すり


旅日記&写真館
朝起きたら外は雨がザーザー降っていた。
それでも出かけねばならない、という事で8時頃出発。
昨日と同じパン屋さんで朝食用のパンを買って食べていると、遠くの空が少し明るくなってきて「止むかな?」と思っていたのだが・・・本格的に降り出してしまった。
かなりグッショリと濡れた体で「トプカプ宮殿」に到着。
ここは、あのオスマントルコ帝国、皇帝の居城だったところだ。
イスタンブール観光の目玉とも言える名所だが、朝一だったのでまだ全然混んでいない。
先ずは別料金15TLを支払い、行列ができるという「ハレム(ハーレム)」の見学へ。
「ハーレム」だなんて・・・どんな楽しい場所だったのだろうか?と期待が膨らんでいたのだが・・・展示は全然ショボイ!見学できる範囲がとても少なく、ガイドブックには「人形を使ってハレムの生活を再現している」と書いてあったのだが、それもたったひとつ。
トプカプ宮殿
トプカプ宮殿
「風呂」と書いてある部屋も、実際に風呂はなくただのお部屋。
寒いし、ショボイし、高いし、期待外れでとってもガッカリした・・・。
次に色々な展示物を見て回った。
その中でも宝物コレクションには驚いた!!オスマントルコの当時の力の強さが分かる。
89カラットのダイヤモンド・・・宝石だけど石だよ石!大きさが、ダイヤモンドとは思えないくらいでかい。
トプカプ宮殿
トプカプ宮殿
むちゃくちゃ大きいサファイヤもゴロゴロと展示してあったし、食器から刀からゆりかごから・・・何でもかんでも宝石がちりばめてある。
宝石に興味がない私にも、かなり面白い展示だった。(すみません撮影禁止で写真なしです。)
雨に濡れた体が冷え冷えとして辛かったが、結局全部を見終わるまでに3時間ほどかかってしまった。
お腹も空いたので、昨日から目をつけておいたロカンタ(定食屋)へ。
本当は昨日の夜の夕食はここで食べる予定だったのだが、閉店が早く、食べられなかったのだ。
私は「エゾゲリン・チョルバス」というスパイスの利いたスープとチキンのケバブ。オットは同じスープとミックスケバブ。
昼食
スープ
昼食
チキンケバブ
昼食
ミックスケバブ
お味は・・・ここの店、旨いです!旨い、多い、安い!3拍子揃っていてハナマル〜!
しかもランチを食べている間に雨は止んで、晴天になっていました。
午後は「ハマム」というトルコ風呂・・・ではなくトルコサウナへ行くことにした。(お役立ち情報参照)
宿にちょっと記載されていた情報とガイドブックだけを頼りに、何処にあるのかよく分からないまま、カンを頼りにバスに乗る。
何処で降りるかもよく分からないままバスに乗っていると終点に到着してしまった・・・。
でも何となくここのバス停で良い感じ。
でもそこからは地図もなく、住所と「徒歩3分」という情報を頼りにウロウロと探すが、繁華街なのでよく分からず・・・。
たまたま近くにいたポリスに聞いて、再度探すがみつからない・・・それでもカンを頼りにウロウロしていると・・・奇跡だ〜見つかった!オットの何だかよく分からない方向感覚?動物のカン?なんだか良く分からないが、こればかりは認めざるを得ない・・・悔しい。
ということで中に入ってみると、ここは男性専用。
女性専用入り口はちょっと離れた所にあり、入ってみる。
観光客もいない、英語も通じない、地元密着型のハマムでした。
それでも何とか追加で垢すりとマッサージも頼む。

手順としては・・・
@いくつかの脱衣所があるので、そこに入って服を脱ぐ。
男性はパンツをはいている人はいないようだが、女性はパンツのみ着用している人がほとんど。
服を脱いだら部屋に鍵をかけ、バスタオルを借りる。
殆どの人は持参しているようだったが、私は貸してもらった(無料)
A小さい洗面器が渡されるので、それを持って浴室へ。
B中には沢山の洗面台の様なものがあり、そこのお湯で、渡された洗面器でかけ湯をしたり、体を流したりする。
日本のサウナに比べて全然温度が低いので、ここで汗を出しながらぼけーっと待っている。
C10分程すると女性のケサジ(三助)が登場し、浴室の真ん中にある台に寝そべって、垢すりが始まる。
D体中からゴッソリと垢を落としてもらったら、石鹸を付けてマッサージが始まる。
E頭も洗われて、全身を流して終了。

垢すりはあり得ないくらい沢山の垢の塊を取ってもらい、結構気持ちが良かったのだが、マッサージ短かすぎ!いらなかったかも。
その後サウナでもうちょっと汗を流して、浴室を出た所でしばらく涼んで終了!
ハマムを出てビールをグビっといきたかったが、なんだかまた天気が怪しくなってきたので、近くのカフェでチャイだけ飲んで、早々とバスに乗って宿に戻った。
宿で1L程ビールを飲んでから、今晩の夕食を食べに昼とは違うロカンタへ。
私は「カルシュック・ピデ」というトルコ風ピザ、オットは「パツルジャン・ケバブ」という茄子と肉の挟み焼きを注文。
ピザは香辛料の利いたピザで、なかなかいける。
夕食
トルコ風ピザ
夕食
茄子の挟み焼き
オットの注文したナスは凄く美味しかった。肉はちょっとイマイチだったけど。
食後、ライトアップされたブルーモスクとアヤソフィア博物館を見に行ったが、なかなか綺麗だった。
宿に戻ってからは3日連続で飲み会。結局1時過ぎまで飲んでいた。
ライトアップされたブルーモスク
ブルーモスク
ライトアップされたアヤソフィア博物館
アヤソフィア博物館
久々の日本人宿は面白いな〜。


お役立ち情報
トプカプ宮殿 入場料20TL、ハーレムは別料金で15TL
朝一に行くべきです。
お昼頃には沢山の人であふれかえっていて、凄い事になっていました。
入場するだけでも大変そうでした。
宮殿の中は見どころが沢山あります。
ハーレムはどこもかしこも立入禁止で見ることが出来ず、つまらないです。
ハマム 蒸し風呂式の共同浴場のこと。
イスラムの教えでは「体を綺麗に保つこと」も明記されているため、
古い時代からハマムがあるようです。

私たちは「Kocamustafapasa Hamami」というハマムに行きました。
住所:Kocamustafapasa Cad 441
時間:6:00〜24:00(男性) 8:00〜20:00(女性) 年中無休
料金:男性 入場料7TL、垢すり3TL、マッサージ3TL
    女性 入場料5TL、垢すり2.5TL、マッサージ2.5TL
行き方:
Aksaray駅のバスターミナルで35Aのバスに乗って、終点まで行く
(私たちは35Aに乗りました。料金は中で支払い。
他の35系統でも行けるようですが、よく分かりません)
終点で降りたら進行方向に歩いて行き、右折して道なりにかなり進む
床屋のとなりに男性用入口があります

スルタンアフメット駅周辺にもいくつかハマムがありますが、
入場料だけでも20TLくらいします。
しかも評判の悪い所もあるようです。


使用経費
(ユーロ)
宿泊(7ユーロ×2人分) 14.0
両替レート
(グランドバザール両替所)
1ユーロ→
2.105トルコリラ
(TL)
朝食 2.0
トプカプ宮殿入場料
(20TL×2人分)
40..0
トプカプ宮殿ハーレム入場料
(15TL×2人分)
30.0
昼食 18.0
バス(ハマムまでの往復)
(2.8TL×2人分)
5.6
ハマム(男性) 13.0
ハマム(女性) 10.0
カフェでチャイ 1.5
ビール 15.63
夕食 14.5



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